セプタードアイル バラ-外弁が反り返るカップ&ソーサー形-イパネマおやじ
セプタード アイル (Scepter’d Isle)は、カップ咲きの花を多数つけ、花弁の中心から長い雄しべをのぞかせる表情が可愛いバラです。
ソフトピンクから外側へうすいピンク色になる
- 枝は真っ直ぐに伸びて、花が葉の真上の位置で支えられるようにして咲く。
- 樹勢が強く枝が伸び続けるので、温暖な地域では夏季の剪定が必要なバラ。
- 枝はよく伸びるが、しなやかで形を整えやすく鉢栽培にも適しているバラ。
- 夏場の剪定は、コンパクトでよく茂った株をつくり、返り咲きを促進させる効果がある。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の薬剤散布で順調な生育を維持しましょう。
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- 苗の種類と選定→風通しが悪いと強健な品種でも、うどんこ病が発生しやすくなります。生育不足にもなり節間が長くなってしまいます。
- ベストな選択は、このような場所には植えないことですが、もし定植している状態ならば、不要な小枝を切るなど株の整理をこまめに行いましょう。
- 反対に風の強い場所では、枝が折れたり自らのトゲで枝や葉を傷つけることもあるので、防風ネットや生垣を備えるなどの防風対策が必要です。
優れた香りで王立バラ協会のヘンリー・エドランド賞を受賞
- 作出国:イギリス
- 作出年:1989年に、David Austin が作出
- 作出者:1997年に、David Austin Roses Limited が発表
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:Wife of Bath × Heritage
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:中大輪(9cm・花弁数17~45枚)
- 香り:強香(ミルラ香)
- 樹形:シュラブ(開帳タイプ)
- 樹高:120cm
- 撮影:京成バラ園 2014年5月
カップ咲きの花を数え切れないほど咲かせる
バラ園の風景:春の横浜イングリッシュガーデン
園芸メモ:穴肥⇒追肥を施す方法の一つで、庭の畦に鉄棒などで深さ15cm程の穴を掘り、肥料を挿入する。果菜類によく用いる方法。