ホワイトクィーンエリザベス バラ-丸弁平咲きで弁質がよく花もちがよい-イパネマおやじ
ホワイト クィーン エリザベス (White Queen Elizabeth) は、耐寒・耐暑性に優れていて、厳しい環境条件でも生き残る品種なので初心者の栽培にも適している品種です。クィーンエリザベスの枝変わりで、花色が白い以外の特徴や性質は共通しています。
悪条件でも耐えて栽培もしやすく初心者向き
- 弁質がよく、花もちもよいバラ。
- 花枝は長くて、年数が経過してくるとベーサル・シュートが出にくくなるが、そのかわり古枝にも花が咲きます。
- 樹形は直立性で、樹勢が強く成株になると200cmを越す場合もあります。
- 花名はエリザベス女王にちなんでいるが、イギリス王室非公認。
- 仲間のクィーン・エリザベスは世界ばら会連合の”栄誉の殿堂入りのバラ”です。
- 枝変わりに「クィーン・エリザベス」があります。同じ枝変わりには「つるクィーン・エリザベス」の他に、花色が変わった「大宮人」、「イエロー・クィーン・エリザベス」、「コーラル・クィーン・エリザベス」のほかにも2種類があります。
- 耐病性はうどんこ病、黒星病ともに普通。月に3~4回の薬剤散布をすると順調な生育が期待できる。
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葉はライトグリーン色で半光沢
- 作出国:イギリス
- 作出年:1965年に、Banner によって発見された
- 作出者:自然の枝変わりなので作出者なし
- 系統:[Gr] グランディフローラ
- 交配親:Queen Elizabeth の枝変わり
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数34~55枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:180cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2015年5月
花色が白色の他はクィーンエリザベスとほぼ同様
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:自家受精⇒自分の花粉が、自らの雄しべに付着して受精し結実すること。