ユーロピアーナ バラ-フロリバンダ系統の赤バラで多数の房咲き-イパネマおやじ

ユーロピアーナ (Europeana) は、少し黒味のあるフロリバンダ系統の赤色バラです。強健性で育てやすい、四季咲き性の品種で1962年ハーグ金賞の他多くの賞を受賞している。コンパクトな樹形で鉢植えにも向いています。

ユーロピアーナは赤色のバラ

鮮やかな赤色でベルベット調の花弁

  • 生育が旺盛で株は、横張り気味に広がります。
  • 赤色のフロリバンダローズの代表的な名花です。
  • 木立ち性の樹形で、樹高が約80cmでコンパクトにまとまる。
  • 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には弱い。
  • 黒星病の防除⇒黒星病は5月頃から梅雨期にかけて発病しやすく、一雨ごとに下葉から上に向かって広がります。
  • 雨水によって伝染するので、降雨前の薬剤散布が効果的です。株元への敷きワラなどのマルチングをして、雨水のはね上がりを防ぎましょう。落葉した葉は、放置しないで手早く除去します。

※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ユーロピアーナは花つきがよく次々とツボミが上がる

ユーロピアーナは丸弁平咲きです

ユーロピアーナは横張り性でシュートの発生が活発

ユーロピアーナは房咲きになる

バラの仕切りライン大

 枝がしなる程に大きな房咲きで花もちがよい

  • 作出国:オランダ
  • 作出年:1963年
  • 作出者:De Ruiter Innovations BV
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:Ruth Leuwerik × Rosemary Rose
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁咲き
  • 花径:中輪(7cm・花弁数9~20枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:80cm
  • 撮影:生田緑地ばら苑 2014年6月

コンパクトな樹形なので鉢栽培に適する

バラ園の風景:

京成バラ園のハーブのある風景

園芸メモ・バラの栽培用語:サイド シュート⇒シュートのうち、主幹枝の途中から発生するシュートのこと。若い枝で、栄養が優先的に送られてくるので、勢いのよいシュートを大切に育成します。

バラの仕切りライン大