ルンバ バラ-黄色にオレンジ色の覆輪が入るフロリバンダ系統-イパネマおやじ
ルンバ (Rumba) は、半剣弁カップ咲きの中輪サイズで、八重の花弁がチャールストンによく似た変化をします。
赤色や黄色へとめまぐるしく変化する
- 数輪の房咲きで、花つきがよく半剣弁カップ咲きになるバラ。
- 咲き始めは黄色い八重の花弁は、開花につれて徐々に赤色に変わります。
- 枝を多く伸ばして、枝先に多くの花をつけるフロリバンダ系統のバラ。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。10日に1度以上の間隔で、継続した薬剤散布は必要です。
- 薬剤散布について⇒健全に生育しているバラは、耐性も強く回復力も高いといえます。病害虫対策を考えるとき、つい薬剤に頼ってしまいますが、まずはそのバラが弱ってきた原因を同時に考える必要があります。園芸品種のバラは原種に比べて耐病性、耐害虫性が弱いといえます。最近では栽培の面で工夫をする、オーガニック栽培を取り入れる例が増えています。
- ブッシュ樹形のバラは、春の花後も剪定を繰り返して育てます。高さを調整できるのがよい点です。
ルンバの葉は大きめで濃緑色、株立ちがよい
- 作出国:デンマーク
- 作出年:1958年
- 作出者:Svend Poulsen
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Masquerade × (Poulsen’s Bedder × Floradora)
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁カップ咲き
- 花径:中輪(6cm・花弁数41枚+)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:70cm
- 撮影:生田緑地ばら苑・2014年6月、2015年5月
八重の花弁が赤、黄色、オレンジ色と交じり合い変化する
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:一日花⇒朝開花して、夜には咲き終わる花。その日一日しか咲かない花のこと。バラの場合、一日花はほとんどが一重咲き品種です。