宮城野 バラ-白地に淡いローズ色の覆輪が入る一重咲き-イパネマおやじ
宮城野 (Miyagino) は、つる性のミニチュア・ローズ系統で樹勢が強くグングンと枝を伸ばします。横張り性で細めの枝が水平に伸長します。
白地にうっすらとピンクが混じる一重咲きのつるバラ
- 強健で水平に長く伸びるつるバラ。
- 垣根に仕立てるとちょうどよい、枝が密な樹形になる。
- 樹勢が強く、生育は非常に旺盛です。
- 枝変わりに「宇部小町」があります。宇部小町は、淡いピンク色の小輪八重房咲きで多花性のバラ。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。共に月間3~4回以上の定期的な薬剤散布が望ましい。
- ハダニの防除⇒ミニチュア系統の共通した弱点はハダニに弱いことです。
- 暑い時期になると発生する、肉眼で見えず、殺虫剤の効果が無いハダニを退治するには。
- 基本的に効果が見込めるのは水攻めで、できれば農薬散布よりも水攻めで防除するのがお勧めです。
- シリンジ(霧吹き、噴霧器を使って葉っぱに水分を与えること)で繁殖力を弱める。
- 朝夕の水やりの際に、葉裏を勢いよく洗い流すようにして水やりをする。
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つる ミニバラ系統宇部小町の交配親
- 作出国:日本
- 作出年:1978年
- 作出者:小野寺透 氏
- 系統:[Cl Min] クライミング・ミニチュア
- 交配親:Nozomi × 実生
- 咲き方:返り咲き
- 花形:一重咲き
- 花径:小輪(2.5cm・花弁数・4~9枚)
- 香り:微香
- 樹形:つる性
- 伸長:600cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年5月、2015年5月
生育が旺盛で横に長く伸びるつる性ミニバラ
バラ園の風景:春の神代植物公園
園芸メモ・バラの栽培用語:穂木⇒2つの植物を接ぎ木でつなぐ際に、上部に使う植物を穂木という。