インカ バラ-コンテスト用によく使われる整形バラ-イパネマおやじ
インカ (Inka) は、濃黄色の大輪咲きのバラは、花弁数が少ないが整った花容です。鮮やかな黄色は褪色が少なく、花もちがよいので長く楽しめます。
澄んだ濃黄色で剣弁高芯咲きのバラ
- 弁質がよいので、雨による褪色が少ないバラ。
- コンテストの出品用に栽培されることも多い整形バラです。
- 株が大きな割には、花はやや小ぶりな印象を受けます。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には強い。
- うどんこ病の防除⇒生長点(新梢)に発生します。黒星病と異なる点は、治療薬が存在することです。発病初期に対応すれば、治すことが可能です。
- うどんこ病の対処には、月間3~4回以上の定期的な薬剤散布が必要です。その他の、うどんこ病に対する注意点は、気温15~25℃になると発生しやすくなる。比較的気温が冷涼で、雨が少なく乾燥した状態や、チッ素肥料のやりすぎで枝葉が茂りすぎたり、密植して日当たりや風通しが悪い環境でも発症しやすくなります。
育てやすいので初心者にもお勧めの品種
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1993年に Hans Jürgen Evers が作出
- 作出者:1993年に Tantau Roses が発表
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:京成バラ園 2014年5月
樹勢が強く大株に生長する
バラ園の風景:
園芸メモ:春肥⇒宿根草、球根、秋まきの草花、樹木などの芽が、一斉に動き始める2月下旬から3月の上旬に施す追肥(ついひ・おいごえ)の一つ。