イングリッドバーグマン バラ-緋赤色で花姿の整ったHT種-イパネマおやじ
イングリッド バーグマン (Ingrid Bergman) は、ふっくらとした端正な花姿は、往年の大女優の花名にふさわしい魅力あるバラです。香りが少ないのは残念なところですが、花つきがよく四季咲き性です。
緋赤色の半剣弁高芯咲き
- 優雅な巨大輪の花で、往年の名女優の名前を冠したバラ。
- 株はまとまり丈夫で枝は赤みがかる。
- 葉は質のよい明緑色で、照り葉が鮮やか。
- 花弁質がよいので雨でも、褪色や花形の崩れがすくない優良種です。
- 1985年Belfast金賞、1986年マドリード金賞、1987年ハーグ金賞、世界ばら会連合栄誉の殿堂入りのバラ。
- 庭植えにする場合は、休眠中の12~3月上旬までに行うと根や芽を傷めにくい。(ただし寒冷地では4月中旬から5月上旬が適期)
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月に3回以上の定期的な薬剤散布は必要。
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弁質がよく雨による傷みや褪色が少ない
- 作出国:デンマーク
- 作出年:1984年
- 作出者:L. Pernille Olesen , Morgens Nyegaard Olesen
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Precious Platinum × Else Poulsen
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:半直立性
- 樹高:140cm
- 撮影:生田緑地ばら苑・2014年6月 神代植物公園・2015年5月
花名はスウェーデンが生んだ大女優に因んで名付けられた
バラ園の風景:
園芸メモ:半日陰⇒1日に3~4時間程度だけ、日光が当たる場所。午前中だけとか、森林で木漏れ日が射すような環境。