光彩 バラ-花弁表が真紅で裏や底が黄色のバラ-イパネマおやじ
光彩 (Kohsai) は、ハイブリッドティー系統にしては早咲きで、花弁の裏表で花色が異なります。樹形も100cm程のコンパクトな株立ちで、海外からの評価が高いバラとして有名です。
日本で最初に全米大賞を受賞
- ハイブリッドティー系統品種の中では樹高が低いバラ。
- 光彩は早咲きの品種です。
- 耐寒・耐暑・耐病性に優れた強健なバラです。
- 1988年日本で初のAARS受賞。アメリカでは”MIKADO”と呼ばれています。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には弱いので要注意。
- 黒星病の防除→雨のあたる場所で発生しやすい。鉢植えなどは雨を避けて軒下や屋内などに置くか、雨が降るときは軒下などへ移しましょう。4月~11月のシーズン期間は、気温が20~25℃位になると発生しやすくなります。一度発生すると完治するのに、大変な手間がかかるので、早期に発見して病葉を摘み取り、薬剤を散布します。
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葉は厚みのある照り葉で明緑色
- 作出国:日本
- 作出年:1987年
- 作出者:京成バラ園芸
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Duftwolke × Kagayaki
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:半直立性
- 樹高:130cm
- 撮影:京成バラ園 2014年10月
アメリカではMIKADOと呼ばれている
バラ園の風景:
園芸メモ:苗⇒生育途中の幼い植物や、挿し木、接ぎ木などの栄養繁殖で増やした小さな株のこと。