ゲーテローズ バラ-文豪ゲーテに捧げられた大輪花-イパネマおやじ
ゲーテローズ (Goethe Rose) は、ダマスク・クラシックの香りを受け継いだ、情熱的で洗練された香りがあります。濃いローズ色に赤色がのった半剣弁ロゼット咲きの大輪バラです。
細くて繊細な枝にはトゲが少ない
- 若木の時期は花つきが悪く、花もちはあまりよくない。
- 若木は元気によく伸びて、ベーサルシュートは1mを超えることもあるので、追肥は不要です。
- ゲーテローズはすんなり伸びる細い枝の先端に、大型の花を一輪つけるバラです。
- 花弁数の多い豪華な花でダマスク & フルーティーの官能的な甘い香りがある。
- 2011年バガテル国際コンクールThe prize of the children受賞、2011年リヨン国際コンクール フランスバラ協会名誉会長賞・芳香賞受賞。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。一定の薬剤散布が必要、特に春から秋の生育期には月間3~4回の定期薬剤散布をしましょう。
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ほぼ直立性なので庭の窓辺やオベリスクにも適する
- 作出国:ドイツ
- 作出年:2004年に、Hans Jürgen Evers が作出
- 作出者:2009年に、Tantau Roses が発表
- 系統:[S] シュラブ
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香
- 樹形:シュラブ(剪定して自立 & 小型のつるバラとして誘引)
- 樹高:150cm
- 撮影:京成バラ園・2014年6月 谷津バラ園・2015年5月
シュートが伸びすぎるので寒肥は控えめにして追肥は控える
バラ園の風景:山下公園・バラ園
園芸メモ・バラの栽培用語:赤玉土⇒火山灰が粘土化した関東ロームの中間層、赤土を粒状に砕いたもの。粒には大・中・小のサイズがあり、良質なものは硬くて、長期間粒状を保ちます。弱酸性で、通気性、保水性、保肥性に優れている基本用土です。ほぼ無菌で清潔な用土として挿し木床などに使われることが多い。