シュパリースホープ バラ-桜に似た淡桃色の花で3mにも伸長する-イパネマおやじ
シュパリースホープ (Sparrieshoop) は、シュラブ系統の四季咲き性で強いスパイス系の香りがあります。枝が250cm以上にも伸長するので家庭で栽培するには、つるバラとして扱うのがよいでしょう。
一重咲きの中輪サイズで珍しい品種
- 房咲きになり、花つきがとてもよく花もちもよいバラ。
- 品種はシュラブ系だが、一般的にはつるバラとして扱う場合が多い。
- 春以後も繰り返し開花して長い間楽しめる品種です。
- 桃色の一重咲きで、弁端が少し濃い目のサーモン色に染まる。
- 花がらを放置しておくと、秋にはローズ・ヒップを楽しめる。
- 樹勢が強く、シュートの発生も活発で初心者にも育てやすいバラ。
- 枝の太さは中程度だが、堅いので誘引には手間がかかる品種。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。春から秋の生育期には、月間3~4回の薬剤散布は必要。
※ バラの手入れや病害虫の防除⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をチェックしてください。
淡い桃色の花弁で弁先がローズピンク色のバラ
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1953年
- 作出者:W. Kordes & Sons
- 系統:[S] シュラブ
- 交配親:(Baby Chateau × Else Poulsen)× Magnifica
- 咲き方:四季咲き
- 花形:一重咲き
- 花径:中輪(6cm・花弁数4~8枚)
- 香り:強香(スパイス香)
- 樹形:シュラブ(自立もできる & 小型のつるバラとして誘引も可能)
- 樹高:250cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2016年5月
シュパリースホープは強いスパイス系の芳香がある
バラ園の風景:都電荒川線・三ノ輪橋停留場
園芸メモ・バラの栽培用語:開花⇒花が開くこと。気象庁による開花の定義は、樹木の花が5~6輪開いた状態のこと。また、満開とは花芽の約80%以上が開花している状態としています。