早春 バラ-桜の花のような淡いピンク色で花もちがよい-イパネマおやじ

早春 (Soshun) は、淡いピンク色で、桜の花のようなバラは多数ありますが、これほど吉野桜を連想させる品種も少ないですね。一房に9~15輪の房咲きになり、半横張り性の丈夫な株で自立します。強健なので是非お奨めしたいバラです。

早春はホントに桜の花色に近いですね

吉野桜によく似た淡いピンク色のバラ

  • 強健な性質で、花もちもよいバラ。
  • 早春は一枝に9~15輪の花をつける多花性。
  • 柔らかな花弁で、見た目にも優しい雰囲気のバラ。
  • 全体的にトゲが少ないが葉裏には小さなトゲがあります。
  • 1991年JRC銅賞受賞の品種。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要です。

※ バラの手入れや病害虫防除⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をチェックしてください。

早春は株全体を覆いつくすほどの花つきがよい

早春の葉は丸味がかって明緑色で葉裏に小さなトゲがある

早春は多くの花をつけて開きもよい

早春は淡いピンク色の花と明緑色の葉色とのコントラストが美しい

バラの仕切りライン大

薬剤散布とともに追肥など小マメな手入れが必要

  • 作出国:日本
  • 作出年:1991年
  • 作出者:京成バラ園芸
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:半剣弁高芯咲き
  • 花径:中輪(8cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:横張り性
  • 樹高:130cm
  • 撮影:京成バラ園 2016年5月

トゲは少なく先端にはほとんど無いが葉裏にはある

バラ園の風景:

生田緑地ばら苑のつるバラをベッド仕立てにしている

園芸メモ・バラの栽培用語:花葉⇒雄しべや雌しべ、花弁に萼片(がくへん)など花を構成する器官を総称するもの。花は、元々葉が変形してできたとされることから、葉の文字が使われている。

バラの仕切りライン大