ペッシュボンボン バラ-切れ込みと絞りが入る多彩な花-イパネマおやじ

ペッシュボンボン (Pêche Bonbons) は、3~5輪の房咲きになり、花つきもよい品種です。花弁に切れ込みの入る珍しい花形で、ときには淡い色の絞りが入ることもあります。

ペッシュ・ボンボンはシュラブ系でシュートの発生も活発なバラ

淡黄色の花弁にピンクの縁取りやストライプが入る

  • シュートの発生は活発で、大輪の花をつけるバラ。
  • 弁端に切れ込みが入る、ディープカップ咲きでオールド・ローズの雰囲気がある品種。
  • 淡い黄色の花弁で弁端にウッスラとピンク色の覆輪が入る。
  • 枝が堅くて自立もするが、つるバラとしてアーチやオベリスクに仕立てると見栄えする。
  • 真夏になると下葉が黄変して、落葉することもあります。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。薬剤散布は必要です。

※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ツボミの段階では弁端に少しだけピンク色の覆輪が入っている

ペッシュ・ボンボンは自立するがショート・クライマーとしてアーチ仕立てにしても映えます

バラの仕切りライン大

中大型の株に生長するが、つるバラに仕立てても見応えあり

  • 作出国:フランス
  • 作出年:2009年
  • 作出者:DELBARD 社
  • 系統:[S] シュラブ
  • 交配親:
  • 咲き方:四季~返り咲き
  • 花形:ディープカップ咲き
  • 花径:大輪(10cm・花弁数26~40枚)
  • 香り:強香(ダマスク香)
  • 樹形:つる性(枝が堅くしっかりタイプ)
  • 樹高:180cm
  • 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2016年5月

花名はフランス語で桃のお菓子という意味です

バラ園の風景:春の横浜イングリッシュガーデン

横浜イングリッシュガーデンの風景 つるバラが多く彩りが豊かなバラ園です

園芸メモ・バラの栽培用語:原産地⇒植物が本来自生していた土地のこと。(=発祥地)品種改良が加えられていても、基本的な性質は変わらないので、原産地の気候を考慮して、その品種の栽培環境を整える。

バラの仕切りライン大