エグランタイン バラ-淑やかに咲くが強いティーローズ香がある-イパネマおやじ
エグランタイン (Eglantyne) は、作出者のデビッド・オースチン自身がイングリッシュローズの中でも最も魅力のある品種であると表現した品種です。淡桃色で花弁の詰まった、落ち着いた雰囲気のあるバラです。
ロゼット咲きで花芯はボタン・アイになる
- エグランタインは数輪の房咲きになり、花つきがよい。
- 咲き初めは花弁の端が外側に反り返って咲き、花びらが詰まった受け皿のようになる。
- 花名は第一次大戦中に「セーブ・ザ・チルドレン基金」を設立した、イギリス人のエグランタイン・ジェブ女史に因んでいます。
- 耐寒性に優れています。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。1週間~10日に1回は薬剤散布をしましょう。
シュラブ樹形だが真っ直ぐに伸長してコンパクトにまとまる
- 品種名:エグランタイン Eglantyne (別名は、エグランティーヌ、雅子、マサコ)
- 作出国:イギリス
- 作出年:1994年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:実生 × Mary Rose
- 咲き方:返り咲き
- 花形:カップ咲き~ロゼット咲きへ変わる
- 花径:大輪(10cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香(ティーローズ香)
- 樹形:直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2017年5月
濃緑色の小さな美しい葉を多数茂らせます
バラ園の風景:春の生田緑地ばら苑にて
園芸メモ・バラの栽培用語:新梢⇒その年に新しく伸びた枝のこと。1年目の枝または当年枝(とうねんし)とも呼びます。