ルイ14世 バラ-濃い黒赤色ので強香がある-イパネマおやじ
ルイ14世 (Louis 14) は、真夏には少し赤みの強い花色になり、秋になると黒みが更に強くなります。クリムソンレッドの花色がとても魅力的なオールドローズ系統のバラです。
ダマスク系統の強いティー香がある
- 花つきはよいが、花もちはあまりよくない。
- ここでは系統はHPにしましたが、Ch(チャイナ)に分類される場合もあります。
- 丈夫なシュートを発生しますが基本的に細枝性でうつむいて咲きます。
- 春の花後に、発生するシュートの葉の無い部位はうどんこ病対策も兼ねて切り取ってもよい。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には普通。
- うどんこ病の対策⇒ツボミや葉、新芽の一部がうどん粉のような白い粉が着いているのがあったらうどん粉病です。白い粉のようなものは、カビの一種です。
ツボミや新芽は萎縮してしまいますが黒星病のように落葉することはありません。しかし、株の生育が著しく衰えるので放置はしないで、発症した部位を取り除き早めの対処をしましょう。
全体的にコンパクトなサイズで鉢植えに適します
- 品種名:ルイ14世 Louis 14
- 作出国:フランス
- 作出年:1859年
- 作出者:Jean-Baptiste André Guillot
- 系統:[Hp] ハイブリッド・パーペチュアル
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数17~45枚)
- 香り:強香(ダマスク・クラシック タイプでティー香)
- 樹形:半横張り性
- 樹高:80cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
花弁が開くと金色のシベが現れ花色とのコントラストが美しい
バラ園の風景:春の野津田バラ園
園芸メモ・バラの栽培用語:施肥(せひ)⇒植物に肥料を施すこと。(注:肥料は根に直接触れないようにしましょう)