ジュビリーセレブレーション バラ-弁芯の裏が黄色い珍しい花色-イパネマおやじ
ジュビリーセレブレーション (Jubilee Celebration) は、繊細で優雅な花姿と花色で楽しませてくれます。サーモンピンク色のクォーター・ロゼット咲きで、イングリッシュローズには珍しい花色になります。
強い香りのバラを育てたい方にお勧め
- グラスゴー国際コンクール芳香賞優勝した品種で香りのよさには折り紙つきです。
- 外側に向かって淡くなっていくサーモンピンク色のカップ咲き。
- 花枝は細いが頑丈、大輪の花弁をつけるので俯いて咲きます。
- 交配親のゴールデン セレブレーションから優れた花容を受け継いだバラ。
- 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には普通です。
- 黒星病の対策⇒雨水(特に跳ね返り)を介して、菌が葉に付着して感染します。黒星病は、雨のかからない場所では、まず発生しないので鉢植えは軒下や屋内で管理するのが理想です。新芽部分に感染しにくいのはワックス効果があるからです。そして病気に対して抵抗力をつけるために、まず肥料切れを防いで、健全な株の育成を行いましょう。
※ バラの手入れや病害虫の対策:詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
シュラブ樹形で直立性の枝は細くて整っている
- 品種名:ジュビリーセレブレーション Jubilee Celebration
- 作出国:イギリス
- 作出年:2002年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:Golden Celebration × 実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き(弁芯がクォター・ロゼットになる)
- 花径:大輪(9cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香(フルーティー系柑橘香)
- 樹形:直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
柑橘系の酸味が混じったフルーツ系の芳香がある
バラ園の風景:春の花菜ガーデン
園芸メモ・バラの栽培用語:速効性肥料⇒肥料を施した後、すぐに効果があらわれる肥料のこと。液肥や水に溶けやすい成分の化成肥料があります。すぐに植物に吸収されて速効性があるが、反面効果は長続きしないのが特徴。お礼肥(おれいごえ)などの追肥(ついひ・おいごえ)に向いている。