セリーヌフォレスティエ バラ-ノワゼット系統の大型つるバラ-イパネマおやじ
セリーヌフォレスティエ (Céline Forestier) は、ロゼット咲きの整った美しい花容と、クリーム色にほのかなピンク色が入る魅力的な花色のオールドローズです。ノワゼット系統という珍しい品種です。19世紀のアメリカで、ロサ・モスカータとオールド・ブラッシュ(パーソンズ・ピンク・チャイナ)の交雑種をベースにティー・ローズを交雑して育成された品種です。半つる性又はつる性で、茎にはトゲが少なく比較的長期間にわたり開花します。
オールドローズ品種群のノワゼット系統
- 5輪前後の房咲きになり、花つきは普通。
- ツボミはクリーム色で外側はローズ色になる。
- ロゼット咲きへ開花すると淡いクリーム色で弁端のピンクも薄くなる
- 枝は元気よく伸長して、トゲが少ない。
- セリーヌ フォレスティエは枝の伸長は250cm程です。
- 枝は細くてしなやかなので、誘引が容易です。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には強い。
フレッシュなティー系の芳香がある
- 品種名:セリーヌ フォレスティエ Céline Forestier
- 作出国:フランス
- 作出年:1842年にVictor Trouillard が作出
- 作出者:1860年にStandish & Noble が発表
- 系統:[N] ノワゼット
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:中輪(花弁数・26~40枚)
- 香り:中香(ティー香+フルーツ香)
- 樹形:つる性
- 樹高:200cm
- 撮影:野津田バラ園 2017年5月
浅緑色の葉は薄くて柔らかい
バラ園の風景: