レッドラフランス バラ-HT系統で桃色の整った半剣弁高芯咲き-イパネマおやじ
レッドラフランス (Red La France) は、名花「ラ フランス」の枝変わりで、より濃い目の花を咲かせます。ハイブリッドティー系統だが、数輪の房咲きになることが多く、とても花つきがよい品種です。
シュートの発生は活発で細くてしなやか
- 1輪から数輪の房咲きになり、花つきはよい。
- 半剣弁高芯咲きで、整った花姿がみられるのはあまり長くない。
- 花枝が長くしなやかで、うつむき気味に咲く。
- HT種「ラ フランス」の枝変わりです。他に「ホワイト ラ フランス」がある。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には普通。
- うどんこ病の防除⇒ツボミや葉、新芽の一部がうどん粉のような白い粉が着いているのがあったらうどん粉病です。白い粉のようなものは、カビの一種です。
- ツボミや新芽は萎縮してしまいますが黒星病のように落葉することはありません。しかし、株の生育が著しく衰えるので放置はしないで、発症した部位を取り除き早めの対処をしましょう。状況を見て1週間に1回以上の薬剤散布をしましょう。
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うどんこ病に弱いので発生時期の管理が大切
- 品種名:レッド ラ フランス Red La France
- 作出国:イギリス
- 作出年:1888年
- 作出者:William Paul
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:La France の枝変わり
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~25枚)
- 香り:強香(ダマスク香)
- 樹形:直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
強いダマスク系の芳香がある
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:小輪⇒花径(開花したときの花の直径)が3~5cmのものを指す。