イエローバード バラ-剣弁高芯咲きの整形花-イパネマおやじ
イエローバード (Yellow Bird) は、枝は直立性で活発に伸長してしっかりした株立ちになります。花枝がスラリと長く、トゲも少ないので家庭用の切り花に向いています。園芸店などの流通量も少なく希少な品種といえます。
花径が10cm程の花姿の整ったバラ
- 1輪咲きの枝は、真っ直ぐに伸長して花つきがとてもよいバラ。
- 夜露や強い雨などにあたると、開ききれないこともある。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には弱い。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要です。
- うどんこ病の防除→4~6月、9~11月頃の、昼夜の温度差が大きい時に発生しやすい。そのため、夏場の高温期には発生しません。
- ツボミや葉、新芽の一部がうどん粉のような白い粉が着いているのがあったらうどん粉病です。白い粉のようなものは、カビの一種です。
- ツボミや新芽は萎縮してしまいますが黒星病のように落葉することはありません。しかし、株の生育が著しく衰えるので放置はしないで、発症した部位を取り除き早めの対処をしましょう。
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ボリュームがあり花もちがよく切り花に適する
- 品種名:イエロー バード Yellow Bird
- 作出国:日本
- 作出年:1991年
- 作出者:鈴木省三 氏 (京成バラ園芸)
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:未発表
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪 (10cm・花弁数17~34枚)
- 香り:中香(ティー香)
- 樹形:直立性
- 樹高:140cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年10月
うどんこ病に弱いので管理が欠かせない
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:うどんこ病⇒バラの大敵といえば、うどんこ病と黒星病などの病気です。葉にうどん粉のような白色のカビが生じ、やがて葉の全体に広がります。ひどい場合は葉が枯れて落葉します。空気中の湿度が乾いたときや、葉が茂りすぎたときに発生しやすい病気です。