ホワイトメイディランド バラ-ロゼット咲きの中輪花で樹勢が強い-イパネマおやじ
ホワイトメイディランド (White Meidiland) は、グランドカバーから低めのフェンス仕立てまで様々なスタイルに使えます。5月中旬から晩秋まで、シーズンを通して咲き続けます。みじかめのつるバラとして、オベリスクなどへ誘引しても見映えがよい。
花弁が厚いので雨などによる傷みが少ない
- 数輪の房咲きになり、オールドローズのような雰囲気の花を咲かせる。
- 樹勢が強く、丈夫な株立ちになり育てやすい品種です。
- 花ガラが自然に落ちるので、花後の花ガラ摘みの手間がかからない。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には少し弱い。いずれも定期的な薬剤散布は必要です。
- 黒星病の防除→早期発見をして、病葉を摘み取り薬剤を散布しましょう。発見したら中3日位のペースで3回を目安に行います。
- 落ちた葉はこまめに拾って処分し、発生源をなくします。
- 肥料管理の面ではチッ素過多にならないよう、バランスの良い肥料やりを心がけます。鉢植えの場合なるべく雨に当たらないようにしましょう。
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シュラブ樹形で横に匍匐するように広がる
- 品種名:ホワイト メイディランド White Meidiland
- 作出国:フランス
- 作出年:1987年
- 作出者:Marie-Louise (Louisette) Meilland
- 系統:[S] シュラブ
- 交配親:Temple Bells × Coppélia ’76
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:小中輪(6cm・花弁数60~80枚)
- 香り:微香
- 樹形:横張り性
- 樹高:100cm
- 撮影:京成バラ園 2017年10月
グランドカバーにも適している
バラ園の風景:春の京成バラ園にて
園芸メモ・バラの栽培用語:イングリッシュローズ⇒モダンローズ品種群の一つ、シュラブ系統のバラです。イギリスの種苗家David Austin が、オールドローズとモダンローズを交配して作出しました。1969年に発表されて以来、両者の優れた性質を受け継いだ品種として人気があり、栽培する愛好家が増えている。