グルスアンアーヘン バラ-花つきがとてもよく最盛期は株全体を覆う-イパネマおやじ
グルスアンアーヘン (Gruss an Aachen) は、繊細な弁質で花弁数の多い花形です。ベージュのようなクリーム色で、弁芯がアプリコットカラーそして弁端は淡桃色に覆輪がはいる、デリケートな花色です。
弁質が繊細で雨や湿度の高い環境だと傷みやすい
- バラの系統としては、HP種とHT種の交配種なのでハイブリッドティー系統なのですが、一般的にはフロリバンダ系統として流通しています。
- 5~10輪の房咲きになり、最盛期には株全体を覆うように咲きます。
- 枝変わり品種に、つる性の「つるグルス アン アーヘン」があります。
- 爽快なフルーツ系の芳香があります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
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葉は深緑色で照り葉
- 品種名:グルス アン アーヘン Gruss an Aachen
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1909年に、Wilhelm Hinner が作出
- 作出者:1909年に、Philipp Geduldig が発表
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配:Frau Karl Druschki × Franz Deegen
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数41枚+)
- 香り:中香(ティー香)
- 樹形:半直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
樹形がコンパクトでトゲが少ないので鉢栽培に適する
バラ園の風景:
- 園芸メモ・バラの栽培用語:野生種(ワイルド ローズ)⇒
- 人為的に交配や改良をされていない野生種バラのこと。(原種)
- 野生種は、北半球の温帯に約200種類あるとされ、特徴は葉柄の付け根に托葉がある。
- 基本は、花弁数は5枚、咲き方は春の一季咲き、樹形は半つる性が多い。