モニカ バラ-明るいオレンジ色で整った剣弁高芯咲きの花形-イパネマおやじ
モニカ (Monica) は、花枝が長く細かなトゲが少ないので切り花用に向いています。
明るいオレンジ色の表弁と裏側が薄いクリーム色の花弁
- 1輪咲きになり、枝は真っ直ぐに伸長する。
- 葉は大ぶりな濃緑色で光沢のある照り葉。
- 樹勢が強く、直立性の枝は180cmにも及ぶ高い株に生長する。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は必要です。
- 園芸メモ→冬剪定をしておきましょう
- 春の手入れは、古い枝を切り取ることでシュートの発生を促して、枝を更新することにより株が若返り、花つきもよくなります。
- 適期は、2月です。(品種によっては1月から可能なものもある)
- 前年の開花枝〔一番花)を2~3節残して切り取る。
- よい芽がない枝も、まずは剪定しておきましょう。
- 堅くて太い枝は浅く、柔らかくて細い枝は深く切りましょう。
- その他に、枯れ枝や病気の枝(病班のあるもの、枯れ込みがみられるもの)は、つけ根から切り取ります。
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枝や新芽の葉が赤みがかる
- 品種名:モニカ M0nica
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1985年
- 作出者:Hans Jürgen Evers (Tantau Roses が発売)
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:160cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2017年5月
樹勢が強く枝は真っ直ぐに伸長して高い株立ちになる
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:モダン ローズ⇒1867年に完全四季咲き性を持つ、初のハイブリッドティー系統の「ラ・フランス」が誕生しました。コレ以降に作出されたバラをモダン ローズと呼んでいます。ただし、便宜上の呼び方でもあり、「系統」で分類を考えるのが適切でしょう。