パークスイエローティーセンティッドチャイナ バラ-淡い黄色の八重花を咲かせる
パークスイエロー ティセンティッドチャイナ (Parks’ Yellow Tea-scented China) は、ロサ キネンシスとロサ ギガンテアの交雑によって誕生したともいわれています。黄色系のティーローズの親となった品種ともいわれています。
19世紀に中国からイギリスに渡ったオールドローズ
- 数輪の房咲きになり、花つき花もちがよい。
- ティーの香りや花枝の長さはブッシュタイプと似ています。
- 本来、つるティーローズ系統は中輪から大輪サイズ品種が多く、小輪の品種はありあせん。
- 枝は細いのですが、堅くなりやすいので誘引する際には、急な角度で曲げずに枝全体を導くように誘引するとよい。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。病気に強い品種も、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をすることで、より安定した生長をします。
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樹勢がとても強く3m以上にも伸長する
- 品種名:パークス イエロー ティー センティッド チャイナ Parks’ Yellow Tea-scented China
- 作出国:中国
- 作出年:1824年以前
- 作出者:John Damper parks が中国で発見
- 系統:[T] ティー
- 交配:
- 咲き方:返り咲き
- 花形:剣弁八重咲き
- 花径:中輪(9cm・花弁数21~40枚)
- 香り:中香(ティー香)
- 樹形:つる性(横張りタイプ)
- 樹高:350cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
夏に多数の枝を伸ばすので花後に3年以上前の古枝を切り取る
バラ園の風景:春の花菜ガーデン
園芸メモ・バラの栽培用語:ボーダー⇒帯状の連なった花壇。公園の広い法面(のりめん)や生垣など、宿根草や修景バラなどが植えられることが多い。