ムーディブルー バラ-ラベンダー系としては丈夫で育てやすい品種-イパネマおやじ
ムーディーブルー(Moody Blue)は、やや濃いラベンダー色で、丸弁平咲きになり弁端が濃い紫色になります。
ラベンダー系としては花弁質が優れ肉厚
- 花弁は1輪または、数輪の房咲きになる。
- 花の開花ペースは早いほうで、花もちは中程度です。
- 葉や茎は赤みを帯びて、丈夫によく茂ります。
- 樹勢がとても強く、2~3年で太くて丈夫な株に生長する。
- 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には普通。黒星病の防除のために、7~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。病気に強い品種でも、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をすることで、より順調な生長が促進されます。
枝はトゲが少なく真っ直ぐに伸長する
- 作出国:イギリス
- 作出年:2008年
- 作出者:Gareth Fryer
- 系統:[HT] ハイブリッドティ
- 交配:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:大輪(10cm・17~25枚)
- 香り:中香(ミルラ系+ブルー系のミックス)
- 樹形:直立性
- 樹高:140cm
- 撮影:花菜ガーデン 2018年5月
葉は明緑色で光沢のある照り葉
バラ園の風景:
園芸メモ:ラベンダー色のバラ→紫は、情熱を表す赤色と、冷静を表す青色が交じり合っています。神秘的な佇まいの品種が多いですね。洋の東西を問わず、王侯・貴族だけが身にまとうことを許された、高貴な色として扱われてきました。ラベンダー色のバラが、どことなく威厳を感じさせるのは、このような歴史がそうさせるのでしょうかね。