志野 バラ-枝が老化しにくく細枝や古枝にも多くの花をつける-イパネマおやじ
志野(Shino)は、淡い藤色から茶色を帯びたリ、灰色がかったり季節により花色が微妙に変化します。樹高は100cm未満の低木で、鉢栽培にも適するがやや樹形が乱れやすい。
枝は細くてしなやかさがある
- 数輪の房咲きになり、花つきはよいです。
- 花弁数が多く花もちはよいが、低温下で雨が続くと開花しきれない場合もある。
- 四季咲き性は強く、春から秋まで咲き続ける。
- 花名の由来は、淡い花色が焼物の「志野焼」の色合いに似ていることから名付けられた。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。春から秋の生育期には、月間3~4回の薬剤散布は欠かせません。
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花色が淡くて繊細な色合いを楽しめる
- 作出国:日本
- 作出年:2005年
- 作出者:河合伸志 氏
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配:(Angel Face × Brandy) × Purple Rain
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香
- 樹形:横張り性
- 樹高:90cm
- 撮影:花菜ガーデン 2018年5月
花枝が真っ直ぐで切り花に適する
バラ園の風景:
園芸メモ:行灯仕立て⇒行灯とは、木や竹で骨組した枠に紙を張って、底に油皿を置いて火を点す照明器具のこと。この枠組みと同じような構造の支柱に、植物の枝やつるを誘引する仕立て方。