秋に植えておきたい花-Part 1 季節の花-晩秋から春に咲く多年草-イパネマおやじ

秋になると苗の流通が盛んになる冬越えの宿根草を植えうつける時期ですね。花壇に植えて冬越えをさせたり、鉢植えにして軒下や室内で栽培するなど、寒さに対応するための準備で忙しくなりますね。多くの品種は、春から初夏に開花を向かえて華やかに咲いて、楽しませてくれる品種を選びました。

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春の里山ガーデンの風景

現在は多くの苗が流通している

花木の手入れや管理

アルメリアはイソマツ科です

  • アルメリア:イソマツ科アルメリア属の多年草 英名・Sea thrift 学名・Armeria vulgaris  
  • 苗の流通期:9月中旬~11月中旬
  • 植え付け・株分けの適期:9月中旬~10月
  • タネまき:9月
  • 開花時期:3月中旬~4月
  • 多くの近縁種がありますが、その中の一品種”アルメリア・マリティマ(Armeria maritima)のことを呼ぶのが一般的です。和名が、ハマカンザシと呼ばれ、園芸品種にはローズピンク色以外にも、白色・紅色などもあります。草丈は10cm位で横に匍匐して広がります。

花木の手入れや管理

個性の強い花はアクセントに使う

キキョウは根茎を漢方に利用

  • キキョウ:キキョウ科キキョウ属の多年草 英名:Baloon flower 学名:Platycodon grandiflorum
  • 苗の流通期:9月中旬~10月 / 春が3月
  • 植え付け・株分けの適期:9月中旬~10月 / 春が3月 
  • タネまき:3~4月
  • 開花時期:6~9月
  • 秋の七草の一つですが、初夏から咲いているので、秋の花というより夏の花のイメージがしますね。冬になると地上部が枯れて、越冬をする宿根草です。花姿は、青紫色の一重咲きで、厚みのある花弁の花という印象があります。他にも園芸品種で、花色が白色・桃色、花姿がセミダブル・ダブルの花弁のものもあります。

野菜・果実の仕切りライン大

ハーブとして利用されている品種もある

エキナセアはキク科です

  • エキナセア:キク科エキナケア属の多年草 英名・Purple coneflower 学名・Echinacea purpurea
  • 苗の流通期:9月~11月 / 春は3月~5月
  • 植え付け・株分けの適期:9月~11月 / 春が3月~5月
  • タネまき:9月中旬~10月上旬 / 春が3月中旬~4月
  • 開花時期:6月~9月
  • 毎年、花を咲かせる多年草で、国内で広く栽培されている品種はプルプレア種が多いようです。草丈は60~100cm、茎は枝分かれしてよく茂る。初夏から秋にかけて次々と花を咲かせます。花姿は個性的な舌状花(ぜつじょうか)で、開花が進むと花びらが下垂します。
  • 別名が、ムラサキバレンギクとよばれます、名前の由来は花弁の形状が、江戸時代に火消しが使っていた纏(まとい)に付いている馬簾に似ていることから呼ばれるようになったといわれます。

花木の手入れや管理

アルメリアはイソマツ科です

  • クリスマスローズ:キンポウゲ科ヘレボルス属の常緑多年草 英名・Christmas rose 学名・Helleborus niger
  • 苗の流通期:10月~12月上旬
  • 植え付け・株分けの適期:10月~12月上旬 / 春が3月~4月上旬 
  • タネまき:9月下旬~10月中旬 / 春が5月
  • 開花時期:12月~4月
  • 毎年、花を咲かせる多年草です。元々は観賞用ではなく、薬草として明治初期に渡来しています。しかし、近代になり茎葉、根などに有毒物質のサポニンが含まれていることが解明され、観賞用として栽培されています。

花木の手入れや管理

オダマキはキンポウゲ科です

  • オダマキ:キンポウゲ科オダマキ属の多年草です。 英名・Columbine 学名・Aquilegia flabellata 
  • 苗の流通期:10月~11月 / 春は2月中旬~3月
  • 植え付け・株分けの適期:10月~11月 / 春は2月中旬~3月
  • タネまき:4月下旬~6月中旬(春に蒔いて翌年の春に開花する)
  • 開花時期:4月中旬~6月上旬
  • 花の外側にある花弁のように見えるのは、萼片(がくへん)でその内側にあるのが花弁です。春から6月下旬までにタネまきをして、冬までに株を丈夫に育てて越冬をさせます。

花木の手入れや管理

秋のガーデン風景:

里山ガーデンの風景

野菜・果実の仕切りライン大