パティエンス バラ-桃色に赤紫色が染まる艶やかな花色-イパネマおやじ
パティエンス (Patience) は、桃色に赤紫色が混じり合う鮮やかな色合いは、気分を高揚させてくれるバラです。数輪咲きになることもあるが、殆どは単輪咲きで枝を半直立気味に伸ばします。
まとまりのよい樹形になり育てやすい
- 1輪咲きになることが多く、枝は半直立に伸長する。
- 柔らかい柑橘系の、シトラスの芳香があります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。春から秋の生育期には、月間3~4回の薬剤散布は必要です。
- 栽培を管理する際には、大株のバラは出芽期に株内部の芽かきをして、小枝の発生を防ぎ、風通しをよくして薬剤がかかりやすくする必要があります。また、化学肥料の多用やチッ素過多の状態では、株が軟弱に育ってしまい病気にかかりやすくなります。過剰な肥料は避けて、健全な生育を促すことが大切です。
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花もちがよいので切り花にも適する
- 作出国:フランス
- 作出年:2006年
- 作出者:Aveline Gaujard
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配:不明
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数26~40枚)
- 香り:中香(ダマスク香・フルーティな香り)
- 樹形:半直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:花菜ガーデン 2019年5月
樹勢は普通だが薬剤の定期散布は必要
バラ園の風景: