レメンブランス バラ-明るい朱赤色のフロリバンダ系統-イパネマおやじ
レメンブランス (Remembrance) は、濃い朱赤色の丸弁平咲き品種です。開花初期の花弁を横から観察すると、まだ花弁が平たく草花のポピーのような趣があるばらです。
コンパクトな樹形でベランダなどの鉢植えに適する
数輪の房咲きになり、花つき花もちは普通。
耐病性は、うどんこ病には強いが黒星病にはやや弱い。黒星病は雨水の跳ね返りによって、土中の病原菌が葉に付着して侵入し、やがて黒くにじんだような斑点や、丸い黒斑が多数葉に表れます。発症した葉はやがて黄色くなって落葉をします。斑点が現われることは重度の病気状態で、感染した初期段階では見た目上の変化はありません。そのためかなり落葉が進んでから慌てて対処…ということになりがちです。
ステムが長く真っ直ぐに伸びるので切り花に適する
- 作出国:イギリス
- 作出年:1992年
- 作出者:Harkness
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配:Trumpeter × Southampton
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:中輪(花弁数17~26枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:80cm
- 撮影:京成バラ園 2018年5月
性質は強健とまではいかないが丈夫で育てやすい
バラ園の風景: