花と緑を訪ねて豪徳寺に行ってみた 散歩風景-招き猫の発祥の地|イパネマおやじ
いつもは、植物園など全体が花いっっぱいという場所を訪れていますが、今日は歴史ある名所旧跡である「豪徳寺」へ行ってきました。
招き猫発祥の地といわれるお寺
- 曹洞宗の寺院:豪徳寺
- 山号は、大谿山といいます。世田谷城主吉良政忠が、1480年(文明12年)に亡くなった伯母の菩提のために臨済宗弘徳院として建立したと伝えられています。
- 後の、1633年(寛永10年)に世田谷領が彦根藩領となり、当寺が井伊家の江戸における菩提寺となった。これを機に、藩主の法号から引用して豪徳寺と改号しました。敷地内にある井伊家墓所は国指定史跡となっている他にも、仏殿・梵鐘・仏像など数多くの文化財を所蔵しています。
- 最近は、雑誌やテレビなどで「招き猫の伝説」としてよく紹介されることが多く、人気のスポットになっています。
招き猫の伝説とは?どんな由緒があるのか
- 招き猫の発祥に付いては、全国に諸説ありますが、最も有力なのが当豪徳寺に残る話とされています。
- 彦根藩二代目当主の井伊直孝が、鷹狩りでこの地を訪れた際に、当寺の前を通りかかった時、門前にいる白猫が手招きしてお殿様を境内に招き入れました。すると直後に、激しい雷雨が襲いお殿様は難を逃れることができました。これが縁で、お寺は手厚い保護を受けるようになり繁栄しました。これにあやかり門前で、猫の置物を売り出したのが招き猫の始まりというお話です。
- 豪徳寺松福庵は招福庵とも呼ばれ、側には多数の招き猫が奉納されて名所となっています。
境内に咲いていた花木です
豪徳寺のすぐ近くを走る世田谷線です
- 名称:山号・大谿山 寺号・豪徳寺 宗派・曹洞宗
- 所在地:東京都世田谷区豪徳寺2ー24ー7
- アクセス
- 小田急線、東急世田谷線 豪徳寺駅から徒歩5分